3Rを優先!日本も変わるリサイクル志向

日本が突出しているサーマルリサイクルとは

日本では、廃棄物処理とリサイクルにおいて、70%以上が「焼却によるエネルギー回収」となっています。
この数値は、諸外国と比べても断トツトップであり、ほとんどが焼却に頼っているということが数値からも見てとれます。
エネルギー回収とは、熱や蒸気として回収することを言い、日本では、発電や暖房、温水供給に利用されており、サーマルリサイクルとも呼ばれています。
サーマルリサイクルは、焼却時の熱量をエネルギーとして利用しているため、これも大きな意味ではリサイクルですが、リサイクルに分類されない点として、まだリサイクルできる資源も分別せず、全て燃やしてしまえばいいのか、という考えに行きつきます。
やはり、廃棄物の処理としては、まず3R、次に焼却による回収、そして適正な処理と続くべきだと考えます。
サーマルリサイクルにばかりに頼るのは、何でも燃やせばいいという考えを生む危険性があることを忘れてはいけません。

日本がリサイクル率を高める方法

環境省では、日本のリサイクル率である約20%を数年後には、27%まで引き上げる目標値を掲げています。
そもそもゴミの排出量については、人口減少により減ってきており、各家庭ごとに任されている分別でも、ペットボトルや古紙などは、かなりの高い確率で分別できています。
では、これから日本がリサイクル率を上げるためにはどんな対策が必要なのでしょうか?
それは、やはり「生ごみの対策」が必要不可欠であると専門家は言います。
生ごみが分別できれば、堆肥化、メタン発酵などのリサイクルになりますが、生ごみの分別までを各家庭で行うとなると相当な手間となり、負担となります。
そのため、国としてリサイクル率の向上に力を入れるのであれば、今の分別システムから見直す必要があり、それによっては、分別の機械も導入する必要もあるかもしれません。
今後のゴミ問題に日本がどのように向き合うかもカギとなるでしょう。


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